ヨガを深めるための脊柱の動きは◯個ある!それぞれ画像付きで紹介

ヨガを勉強されている方にはお馴染み「脊柱」という言葉。

 

脊柱の動き

 

頚椎7、胸椎12、腰椎5、仙椎5、尾椎3−5

の椎骨と呼ばれる骨がそれぞれ連なって体を自由自在に動かしています。

 

ヨガではこの背柱の動きが肝となります。前屈や後屈、ツイストもその動き、または前屈と側屈を組み合わせた動きも、脊柱が滑らかに動いているからこそです。

そんな背柱の動きには6つの動きがあります。

屈曲、伸展、右回旋、左回旋、右側屈、左側屈

 

今回はこの代表的な6つの動きを代表的なアーサナをヨガシェアの画像を用いてご紹介していきます。

 

①屈曲

いわゆる前屈に当たります。ここで注意すべきことは、股関節の屈曲にまどわされないこと。

同じウッターナアーサナでも比べるとよくわかります。

このウッターナアーサナは尾骨からゆるやかな屈曲が頚椎まで続いています。

 

前屈

 

でもこちらのウッターナアーサナは脊柱はまっすぐです。

 

ウッターナアーサナ

 

このように股関節の屈曲に惑わされないように、脊柱の動きをしっかり見るようにしてみましょう。

 

②伸展

いわゆる後屈に当たります。

こちらのアヌーヴィタアーサナ。腰椎からしなやかに伸展している様子がよくわかります。

 

後屈

 

そしてこちらの同じアーサナですが、腰椎の伸展が先ほどのものと比べて角度が深いことがわかります。

 

後屈

 

また背中の上の方、胸椎の伸展もそれに伴って深くなっています。

 

③④左右回旋

いわゆるツイストに当たります。

ハイランジツイスト

 

ハイランジツイスト

 

パリヴリッタパールシュヴァコーナアーサナ

 

パリヴリッタパールシュヴァコーナアーサナ

 

踵が浮いているか、ついているかの差しかありませんが、脊柱の回旋の動きは大きく異なります。

踵がついていないことで骨盤の動きが制限されないために、比較的脊柱の動きが可能なハイランジツイスト。

踵がついていることで、骨盤の動きが制限されるため脊柱の動きが制限されるのがパリヴリッタパールシュヴァコーナアーサナ。

 

このように骨盤の動きも脊柱の動きに影響します。ぜひ脊柱の動きに注目して双方のアーサナを取ってみてください。

 

⑤⑥左右側屈

わかりやすいのがこちらのインドゥーダラアーサナ。

 

側屈

 

側屈

 

上の画像は、下の画像の方が側屈の角度が深まっていることがわかりますね。

 

このように6つの脊柱の動きを意識しながらアーサナを取ってみると今までと違った感覚も味わえるでしょう。また今回紹介したアーサナ以外でも6つの動きが当てはまるものを探してみてください。

そしてシークエンスを組み立てる際も6つの脊柱の動きを意識してみてはいかがでしょうか。

 

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いろんなキーワードでヨガのポーズを探してみた!

 

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